昨日、上田西高校の一般入試の合格発表がありました。
最近の上田西高校は推薦入学者が増え、狭き門になる中、全員合格することができました。
合格した皆様、本当におめでとうございます。
これで公立を第一志望にされているお子さんは本当に行きたい学校に勝負がかけられます。

今年の上田西の一般入試は昨年よりは合格ラインが下がりました。
と言いますのは、昨年２１８人だった推薦合格者が１６７人に減った（2，3年前に戻った）ためです。

そのため上田西高校が一般入試で取りたい生徒さんが昨年72人だったのに対し、今年は123人に増えました。

昨年は単純計算で上田の不合格者、染谷の不合格者で72人の枠がいっぱいになってしまうため
上田東でボーダーラインにいたお子さんは上田西に合格することができませんでした。

今年の人数123人で考えていけば、上田、染谷、上田東、あるいは上田千曲のボーダーラインまで下がったのではと考えられます。

これは大まかに平成28、29年度の時のラインになります。
確かにその年の時は千曲受験者も上田西に合格していました。
ただし上田西ではスポーツ推薦者を一般入試受験で合格させますので確実ではありませんので気を付けましょう。

今年ラインが下がったのは、おそらく各中学の先生方が推薦のラインを厳しくしていただいたおかげで
皆さんが公立高校の受験で勝負できる環境が出来たのだと思います。
ありがたいお話です。

ただ出来れば上田西の一般入試の願書受付前に教育委員会で発表してくれていれば
もう少し多くの生徒さんに上田西の受験を勧められたと思います。
（推薦入試の合格発表が1/18で上田西の願書が1/23,24,25教育委員会の発表が2/5で上田西の一般入試が2/1）

来年からは教育委員会の発表に頼らず、直接上田西に聞いてみようかと思います。（教えてくれるかわかりませんが）

そして今年の公立高校の入試です。
上田西の合格キップを持った生徒さんが上田東にチャレンジしますので
上田は昨年受験者が少なかったので少し激化、染谷は変わらず倍率が高く、昨年と比較し上田東の倍率が上がるのではないかと考えられます。
昨年は東希望だったお子さんが西不合格を受け、千曲に流れ、千曲志望のお子さんが
丸子修学館に流れていきました。

ですので昨年と比較すると中間層以上が激戦になり、下位層が昨年より若干楽になるのではと思います。

フタを開けてみないと分かりませんが、そんな予測で残り１ヵ月進路指導をしていきたいと思います。